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豆知識


豆知識
冬になると、室内の窓に結露が大量に発生していませんか?
この結露の水滴が室内の床に流れ落ちて、床を腐食させたり室内壁のカビの原因になったりと、
なかなかやっかいな問題源になることがあります。
今回は結露がなぜ発生するのか、防止方法や対策を紹介します。

■結露は何故発生するのか?

結露の原因は、「暖かくて湿った空気」が「冷たいもの」に接触する事です。

@室内に湿気が多い
A室内外に温度差がある


この2つの要員で結露が発生します。

家の断熱性能が悪いと結露が発生しやすいと言われたりしますが、
実は、上記2つの要因によって、断熱性能が高くても低くても結露は発生するのです。
また、室内の湿気の要因としては、主に暖房器具や加湿器が考えられます。
その他にも、調理・お風呂・洗濯物・人間が出す湿気なども湿気の要因となります。


■結露の発生原因
リノベーション

≪湿度と空気中の水分の関係≫

湿度により、空気中に含める水分(水蒸気)の量が違う事が、結露発生の原因です。 例えば、湿度20度の場合含める水蒸気の量は17.5mmHgですが、湿度10度の場合は10mmHg。 湿度が下がるほど含める水蒸気の量が少なくなるのです。 湿度低下により空気から溢れ出た水蒸気がガラスに付着し、結露となります。

冬に結露が発生するのも正にこの原因によるものです。
外気温が3〜5度の中、暖房をつけて室温を20度に上げた場合…。
外に接している窓ガラス付近は外気温で冷やされ、空気からあふれ出た水蒸気で結露ができてしまいます。
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≪結露が発生しやすい場所は?≫

人が長時間過ごす場所、湿気がたまりやすい場所に発生しやすくなります。
人そのものが湿気を出しますし、また、人がいるという事は暖房器具も使われ、外気温との温度差が発生しやすいからです。

1位:寝室
2位:リビング
3位:ダイニング
4位:押入れ・クローゼットなどの収納箇所
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≪何故結露が嫌がられるの?≫

結露が嫌われる原因として、
・カビが生えたり、壁や建物が傷む原因になる
・臭う
・体調や気分が悪くなる

などがあります。
建物を傷めるだけでなく健康被害まで…なんとか防止したいものですね。
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≪結露防止のキーワードは?≫

ここまでお読み頂いた皆様には、もうお分かりだと思います。
ずばり、「湿度」「温度差」「温度」を上手くコントロールする事です!
では次からは、結露防止対策について見てゆきましょう。
■どんな結露防止対策があるの?

時には健康被害にさえ及ぶ結露の問題。
しかし、結露の原因さえ分かっていれば対策は可能です。
ちょっとした工夫や、近くの店で買えるような簡単な対策グッズから、費用をかけた本格的なものまで、
有効な結露対策をご紹介致します!


結露防止「お手軽」編

1 換気
換気扇を回す、窓を開ける、等で室内の湿気の高い空気を外に排出して結露を防ぎます。

2 除湿
除湿器や除湿剤で、室内や押し入れ・クローゼットなどの収納箇所の湿度を下げます。

3 家電見直し
エアコンやオイルヒーターなどの、水蒸気を発生させない暖房器具に変更します。
石油ストーブやファンヒーターなどは水蒸気を発生させるため、結露の原因となります。

4 配置の改善
空気だまりができないように家具の配置を変更します。
湿気のたまりやすいクローゼットや押し入れも、
適度に隙間を開けたり、スノコを敷いたりして風通しを良くしましょう。

5 原因を排除
水分を多く含み、湿気の原因ともなる観葉植物を置かない事も効果的です。




結露防止「商品」編

1 除湿器
除湿器
とても高い除湿効果が見込めるのが除湿器です。
効果的なものは1万円を超えますが、その分しっかりとした湿気対策が可能です。
2 結露防止シート
結露防止シート
窓ガラスに貼る結露防止グッズです。室内と窓ガラスの温度差を少なくします。
数百円〜1,000円ほどと、お手軽です。
3 結露防止ヒーター
結露防止ヒーター
窓際に設置して窓際を暖めます。
こちらも1万円以上の商品が多いですが、結露防止に直接的な効果が見込めます。
4 結露取りワイパー
結露取りワイパー
防止ではなく、発生した結露を取り除く商品です。
数百円で手に入り、100均ショップなどでも見かけます。
5 結露給水テープ
結露給水テープ
防止ではなく、窓の下の方に張り付ける事で、ガラスを流れ落ちる結露を吸い取ってくれる商品です。
数百円で手に入ります。
6 結露防止スプレー
結露防止スプレー
窓に皮膜を作り、水滴の成長を抑え再蒸発を促し、断熱効果を促します。



結露防止「リフォーム」編

1 ペアガラス
ペアガラスは2枚の板ガラスの間の中間層に乾燥した空気を注入したガラスのことです。
通常のガラスより断熱効果が高く(約1.7倍〜2倍)、結露防止にも有効です。
断熱性能をさらに高めるため、中間層の幅を広げたり、Low-Eガラスを使用したり、
アルゴンガスを封入したり、トリプルガラス(3枚)にしたり、年々改良されています。

ペアガラスへリフォームする場合、その厚さのため既存の窓枠のレールに入りきらない事も多く、 窓枠ごとリフォームをするかガラスの厚みを抑えるか、検討が必要です。

2 二重サッシ
二重サッシは、寒冷地などでよく見かけるサッシが二重に設置してある状態のことです。
既存のサッシと新規に取付けたサッシの間の空気層が断熱効果を発揮して、
室内側が結露しにくくなります。
また、結露防止以外にも防音効果も期待できます。


≪施工例:2017年9月 京都市 →詳細はこちら
  寒さ&結露対策として、2階の寝室に二重サッシを取り付けました。
  二重サッシ 二重サッシ

3 調湿建材
調湿建材は、湿度が高い時は空気中の湿気を吸い取り、湿度が低い時は貯めた湿気を吐き出して、 湿度を調整してくれることが期待できる建材です。
LIXILの「エコカラット」、大建工業の「さらりあ〜と」、
アイカテック建材の「モイス」等があり
室内の壁材として使用すると効果的です。

4 断熱工事
家自体の断熱性を高めます。
充填断熱、外張り断熱、内断熱、外断熱などがあります。

本格的に対策をしたい場合におすすめですが、ずさんな工事によるトラブルも発生しますので、信頼できるリフォーム業者に依頼しましょう。




如何でしたでしょうか?
お困りの方も多い結露問題ですが、原因さえ分かれば対策も可能です。
まずはできることから気軽な防止策を試し、
改善しなければ本格的な対策へ乗り出すのも良いかと思います。
建物保護と健康のために、是非今年の冬から試してみて下さいね!

そして、断熱ガラスの入れ替えや、調湿建材の施工などは私達業者にお任せ下さい!
現状での相談等も承っております。
お気軽にお問合せ下さいませ。